クリスマス

12月25日はクリスマス。だれでも知っている日ですが、どのような日なのかを知っていつ人は少ないです。クリスマスはクリストスとマスを合わせたもので、クリストスはキリスト、マスはお祭り、つまりキリストを祝う日です。ここから転じて、キリストの生誕を祝う日となっています。

キリストは馬小屋で生まれたとされていますが、新約聖書の中には記載はありません。ただ「幼子は飼い葉おけに寝かされていた」と書かれているだけで、「飼い葉おけ」から連想されて馬小屋説になっています。

キリストが生まれたとき、東方の3賢人(3博士)が星に導かれて、幼子の所にやってきて、幼子を礼拝します。3賢人はそれぞれ、黄金、乳香、没薬を持参して来ます。これらの物は幼子の人生を暗示しています。「黄金」は王にふさわしい贈り物、「乳香」は神へのささげもの、「没薬」は死者を葬るときに使用されます。幼子は神の子として生き、ユダヤ人の王となり、やがて死に至ることを暗示しています。幼子は全人類のあがないとして、死ぬために生まれてきたのです。

キリストが生まれた日は定かではありません。ローマ時代、太陽神を祝う祭りが冬至にあり、この祭りとキリスト誕生が結びついて、クリスマスの起源になりました。古代ローマの宗教のひとつミトラ教では12月25日は「不滅の太陽が生まれる日」とされ、太陽神ミトラを祝う冬至の祭りがあったが、これを引き継いだソル・インウィクトゥス(ローマの太陽神)の祭りを転用したものではないかといわれています。

記事の一部はウィキペディアから引用しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました