自分の頭で考える

今年のテーマは「自分の頭で考える」です。本を読んだり、助言を受けることは素晴らしいことですが、それが自らの道標(みちしるべ)になるか否かは、時間をかけて納得できるまで考え続ける必要があります。別の言葉でいえば「自らを深く掘る」ことでしょう。答えは常に自らの内にあります。本を読む、助言を受けるなどは、自らを深く掘るきっかけに過ぎません。自らを深く掘るのに3年かかると思うなら、3年かければよいのです。それだけの価値はあります。

「自分の頭で考える」は、かつて半導体開発部門で働いていた時の責任者の言葉です。なぜそういう設計をするのかを常に考える続けることの大切さを説かれていたと思います。自分で考えた事柄は納得できますし、説明もできます。「自分の頭で考える」にはある程度の知識が必要になるでしょう。手っ取り早く知識を得るには、本を読むことです。人に助言を求めるのも「有り」だと思います。そして考える、分からなければ、しばらくほっておく、また考える。この繰り返しで心の中で考えが熟成され、答えを得られます。いつもうまくいくとは限らないので、忍耐もいりますね・・・通り一遍の薄っぺらい考えをしなくなりますし、根拠があるから揺るがないし、周囲にも簡単には同意しなくなります。

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