手術療法

一般にがん治療の第一選択肢は手術療法ですが、中枢神経悪性リンパ腫は手術で患部を摘出されることは稀です。悪性リンパ腫では摘出手術の有効性が認められていないからです。ただ悪性リンパ腫の型を特定するための手術(生検術)は行われます。悪性リンパ腫はステロイドが効きやすく、点滴でステロイドを注入する方法もあるらしいですが、これを行うと縮小した悪性リンパ腫の型を判別しにくくなるので、悪性リンパ腫が疑われるときは、ステロイド療法は行われません。摘出された悪性リンパ腫の細胞は1週間程度培養されたあとリンパ腫の型が判定されます。

中枢神経悪性リンパ腫以外の脳腫瘍では手術療法は行われます。

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